“きみまち”誕生秘話

メジャーデビューと同時に始まった47都道府県ライブ。
メンバー全員が車で寝泊まりしながらのハードなツアー。
雨に悩まされた北海道ツアーの後、少し疲弊したセーリングが偶然辿り着いたのが青森県八戸市でした。
今思えばこんな出来事が・・・

北海道から青森へ向かう船の中、一人の少女に出会いました。
少女は会話の中で、八戸の話をしてくれました。
「面白くて、なんか楽しい街だよ♪♪」
東北出身のメンバー以外は、八戸に行くのは今回が初めてです。
どんなライブになるのか?どんな街なんだろう?車を停めて寝る場所はあるのか?
不安・希望・心配・期待。
目まぐるしく駆け巡る気持ちに揺られている間に船は到着し、ライブ会場に向かって車を走らせました。

八戸の最初のライブ、それはたった一本の電話が繋いでくれたのが始まりでした。
後で聞いた話だと、当初僕たちからの電話はとても怪しかったらしいです。(笑)
そんな怪しい僕たちを信用して頂いて始まった初の青森ライブ。
何も考えずに一生懸命でした。

初日が終わり、2日が過ぎ、1週間が経過。
当初の予定を大きく変更して、気が付けば一ヵ月以上滞在していました。
色々な場所でのライブ活動等、初めての経験を沢山させて頂きました。
そして、八戸各地の道の駅でもお世話になりました。
ある時は地元の方と一緒に銭湯に行き、またある時は食事を御馳走になったりもしました。
道の駅での僕たちの姿模様はよほどひもじそうに見えたのでしょうか(笑)
果物や野菜などの差し入れまで頂きました。

メンバーの中に八戸の出身者はいません。
だからこそ、この一ヵ月の滞在で得たモノは大きかったです。
本当に人の優しさを肌で感じました。
街の方々との触れ合いの中で産まれてくる感情。
この街八戸で僕たちに出来る事が何かないだろうか?
今の僕たちに何が出来るだろうか?
メンバーと沢山話合いました。

滞在最終日、お世話になった方々に僕らはまだ、恩返しが出来るほど大きくはありません。
ですが、この街の為にわずかでも何かさせて頂きたいという気持ちが、この街に触れている渦中で産まれ育ちました。
精一杯の気持ちで歌を作らせて頂きたいと思います。
感謝の気持ちを込めて届けました。
ただ自分たちの思いを素直に言葉にしただけです。
でもそこから、偶然が結んだ出会いの歯車が少しずつ動き出し、「きみのまちは ぼくのうた」が生まれました。

沢山の人との触れ合いの中で産まれたこの歌を多くの皆様に届けて行きたいです。
僕たちにとって八戸は第二の故郷です。
歌を歌い、多くの方に八戸の良さを知って頂けるきっかけになればと思います。
厳しい冬もあるけど、いつも温かい八戸の歌を・・・・・・

セーリング